【2016.12.14投稿】
子供の入園が近づいてくると手作りの入園グッズの製作に頭を悩ませるママさんも多いのではないでしょうか?
園によってはサイズの指定があり既製品では間に合わない場合もあります。
ミシンを使うのは中学校の家庭科以来というママも多いと思います。
そこで、何から準備を進めたらいいのかをまとめてみました。
4人の子育ての中で見てきた失敗談も参考にしてくださいね。
【2019.9一部編集】
入園説明会で入園準備グッズのリストをもらおう
入園までに準備をしておく物のリストは入園説明会の時に園から配布されます。
入園説明会の開催時期は園によってマチマチです。
早い園は11月ごろ、1月後半〜2月が一般的です。
早くから準備ができる11月開催の園はとってもラッキーだと思います。
娘の通っている保育園は2月末が説明会だったので準備期間が約1ヶ月しかなくて私も焦りました。
説明会では見本が飾られている場合が多いので、撮影のOKが出ればスマホなどで写真を撮っておくと後でみられるので安心ですよ。
今まで作成した入園グッズはこちらを参考にしてくださいね。
園の指定サイズでレッスンバッグ、上靴袋など一般的な物から園によっては防災頭巾、ペンケース、椅子カバーなどもあります。
生地選び
布は素材、織り方、厚さでさまざまな種類に分かれます。
そして、もちろん縫いやすい生地と縫いにくい生地があります。
入園グッズによく使われる代表的な生地
布の厚さ
厚手→キルティング、帆布
普通〜やや厚地→オックス
中間→シーチング
やや薄手→ブロード
※厚手・普通・中間・やや薄手と分類しまいましたが、すべての生地に当てはまるとは限りませんのでご注意くださいね。
ミシン初心者のママにオススメの生地は、レッスンバッグや上靴入れを作るならオックス生地がオススメです。
裏地はシーチングかブロードがオススメ。
巾着を作る時はオックスは少し厚手なので、
1、シーチングやブロードで作る。
2、オックスで作るなら紐を通す所の幅を広げる。
3、オックスで作るなら、紐を通す所を薄手の布で切り替える。
などの工夫でお子様でも紐を絞りやすくなる
と思います。
りんごの木の生地は、ブロード、シーチングから綿麻、オックス、様々な生地をご用意しています。
良質の裏生地をつけることで、すべて丈夫にお作りしておりますが、
用途別や、より強度をご希望の場合は、生地の厚みなどお気軽にご相談くださいね。
既製品でキルティングで作られているものもよく目にしますが、キルティングはオススメしません。
理由はこちら
1、片付ける時にかさばる。
2、キルトしてある縫い目がほつれやすい。
3、表地が薄いので使い込むと割と早く中のワタが出てくる。
入園する時には、小学校に入学するのなんてはるか先に感じると思いますが、幼稚園に通うのは2年~3年です。
そのあと小学校でもレッスンバッグは活躍します。
なるべく長く使えるよう丈夫な布で作るといいですよ。
そして、長く使えるようにするには、小学校でも違和感なく使える柄で作るのがおすすめです。
キャラ物だと旬があったりしますし、男の子だと可愛すぎたりすると小学生になると嫌がったりします。
生地はどのくらいの長さ購入したらいいの?
これについては、作るアイテムによるので参考までに。
レッスンバッグ、上靴袋、お着替え袋、コップ袋の一般的な大きさのものでしたら、
生地幅110cmくらいの生地で、
表布 1m
裏布 1m
あれば十分作れると思います。
持ち手、ひもなどの付属品の購入もお忘れなく!
購入先はどこで?
実店舗であれば、入園シーズンになると手芸屋さんの店頭に生地が並びます。
お子さんと一緒に見て手に取った生地をすぐに持ち帰ることができますね。
でも、仕事で忙しかったり、下のお子さんがいたりする場合はネットで購入もオススメです。
買った生地は水通しをしましょう
買ってきた生地は、水通しと言って一旦水につけて生地の歪みをとる工程があります。
やり方は人それぞれですが、私のやり方を書いておきますね。
水通しの仕方(水上の場合)
1、洗面台や桶に水を張り生地を30分ほど浸します。
2、洗濯機に入れて2分脱水。
3、干します。
4、半乾きの状態でアイロンをかけます。この時布に歪みがあれば少しずつ引っ張りながら直します。
生地の縦糸と横糸は縮む割合が違ったりするので、せっかく作ったバッグなどをお洗濯したら歪んでしまった何てことになってしまいます。
入園グッズの作り方
いよいよ製作する工程です。
作り方は本もたくさん出ていますし、ネットで作り方を検索するのもいいと思います。
レッスンバッグの作り方は簡単にキレイにできる方法を動画にしましたので参考にしてくださいね。
同じ要領でサイズを変えれば、上履き入れも作ることができます。
まとめ
参考になりましたでしょうか?
久しぶりのお裁縫でも、入園グッズの製作をきっかけにハンドメイドにはまるママも多いです。
女の子であればレースをつけたりリボンをつけたりなどアレンジは無限大です。
ぜひオリジナルのグッズを作ってみてくださいね。
可愛い我が子のために裁縫が苦手だけど頑張って作ったというママは素敵です。
しかし、自分で作るのは無理!!だと思ったら選択肢はいろいろとあります。
1、手作りキット(型紙+生地)を購入
気に入った生地のキットが見つかれば購入することで、必要な生地の寸法を計算する手間も省けます。
1からだと自信がないけど、簡単に作ってみたいママにオススメです。
2、既製品でOKなものは購入+サイズ指定のあるものだけ手作り
全部同じ生地でという統一感は無くなるけど、大幅な時間短縮ができますね。
3、思い切っておばあちゃんにお願い
お裁縫の上手なおばあちゃんは多いはずです。
上手におねだりしたら可愛い孫のために作ってくれるはず!!
4、既製品にアップリケを付けてオリジナルに
同じアップリケを付ければ字の読めない子でも自分のものとわかります。
いっしょにお気に入りのアップリケを探しに行くのも楽しいですね。
5、オーダーする
手芸店で生地を選んで又はインターネットで希望のサイズでオーダーができるサービスがあります。
インターネットでオーダーの際はりんごの木もぜひご検討くださいませ!
当店ではメインとなる生地を1種類お選びいただければ、裏地・底布・持ち手などの付属品をセレクトしお見積もりと一緒にご提案します。 お客様のイメージ通りに仕上げてお届けしたいので、メールでじっくりやりとりさせていただきます。
園グッズにサイズの指定や、形態が決まっているのには、先生方の目が少しでも行き届くように、、そんな思いもあると思います。
お子様が初めてママと離れた幼稚園で、お気に入りの布柄で使いやすく、他の子と間違えることのないように、、そんな願いを込めてお作りしますね。
今まで見てきた失敗をご紹介・・・お気をつけくださいね
おばあちゃんに丸投げで・・・
生地までおばあちゃんに丸投げでお願いしたため、男の子なんですがおばあちゃんぽい生地(矢絣)の巾着を使っている子がいました。ママも「作り直して」とは言いにくかったようで、しばらくそのまま使ってました。
身内でも打ち合わせは大事ですよ!
キャラクターの布で・・・
これは私の失敗談です。(前 水上店長)
3歳で入園の次男の入園グッズ、アンパンマンが好きだったので全部にアンパンマンのアップリケを付けました。
入園のときは喜んでたのですが、年長さんのある日、アンパンマンは恥ずかしいから外してくれと・・・・。
あとちょっとで卒園なのに〜と思いましたが全て外しました。
小学校に入っても使える柄で作ることをオススメします。
洗い換えがない・・・
3歳児思ったよりも汚してきます。
ランチョンマットやお弁当袋は何かこぼしたのかベタベタの日も。
あとは梅雨の時期も乾きが悪くなるので、いざというときに焦らなくてもいいように毎日持っていくものは洗い換えを用意することをオススメします。
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